職場で怒りを感じて、感情を爆発させそうになるケースはよくある。看護師が怒りの感情を露わにすると、患者のメンタルに影響を与える可能性が高い。怒りを感じたら、上手にコントロールするスキルを身につけよう。まずは、心の中で6秒カウントして、怒りをやり過ごそう。数えている間に、気持ちが収まるからだ。怒りの感情が消えて、冷静な判断ができるようになる。また、相手から不快なことを言われた時は、あえて微笑んだり、丁寧な言葉で対応したりする方法が適している。怒りをコントロールしていることを自覚できるので、感情的にならなくて済む。冷静に対応されたことで、相手が自分の落ち度に気づき、反省を促す作用もある。
怒りが持続する場合は、スポーツをして汗を流したり、カラオケで歌ったりして、ストレスを発散させることが大事だ。自分が好きなことに専念すれば、幸福感を得られるからだ。日頃から、ストレス解消に有効な趣味を見つけておこう。ただし、食べ過ぎや飲み過ぎ、浪費は自己嫌悪につながりやすい。後悔して、感情のバランスを崩す危険性がある。依存症に発展するケースもあるので気をつけよう。金銭的な負担をかけないストレス解消法が適している。尚、常に不平不満を言う同僚や上司とは、距離を置くことがポイントだ。同僚や上司のイライラが伝染して、怒りの感情を上手にコントロールできなくなる。仕事やプライベートの多忙さを理由にすれば、自然と離れることができる。